2006年 03月 31日
トランスフォーメーションゲームが行われたのは、軽井沢のドームパラダイスというところだったのだけれど、帰り際、オーナーのみおさんがクリスタルボウルを演奏してくれました。
音楽のリラックス効果は誰もが知るところで、クリスタルボウルの音もそういうものかなあと思っていたら、やられた!
音が体の中に入り込んで、細胞一つ一つをばらばらにして振動させる。体中が震える。すごく繊細なマッサージを受けているような感じ。途中でボウルを持ったみおさんが移動すると、体の中の音も移動し、深く揺さぶられる感覚がありました。誰か私の体に触れてる?って思うほど確かな感触。でも揺さぶられる場所は、頭の中心部やみぞおちの奥など、手の届かないところなのです。音が聴覚ではなくて、触覚で知覚される初めての体験でした。
しばらく前から気になってた「倍音」。倍音は、自然に存在する音にはほとんど含まれているもので、音楽の世界で倍音を意識した奏法は「ハーモニクス奏法」といわれるそうです。この倍音が音楽のリラックス効果の正体でもあり、この部分をクローズアップして取り出した音のひとつがクリスタルボウルなのです。
他にも倍音が多く含まれる音としてはグレゴリアンチャント、ガムラン、ホーメイ、シタールなどなど。日本だとお経もそうなのかなあ。あ、あと仏壇の前でチーンって叩くやつ(名前なんだっけ?)もそうかもしれない。どの文化にも必ず倍音を豊かに含む音があるみたいです。
ここ
で実際に音が聞けます。生音には劣るけど、雰囲気はわかるかな。こんな音が、コンピュータの廃材から作られたボウルから出てくるなんて不思議。
5月に東京港区増上寺でクリスタルボウルのライブがあるので、参加しようと思ってます。お寺とクリスタルボウル。舞台装置は完璧だ~。
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by taira5577
| 2006-03-31 22:48
| 代替医療を探る