2005年 08月 12日
安産の神様
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お盆の病院は例年暇なのですが、緊急を要する患者さんが駆け込む時期でもあります。今日は久々の帝王切開でした。
帝王切開は出来るだけしたくないのですが、一次破水から24時間以上経過しても生まれず、陣痛促進剤を使っても全く陣痛が起きず、やむを得ず決断。
一頭しかいなかった子犬は無事産声を上げ、ほっとしました。
難産になりやすい要因として
・小型犬
・高齢
・交配のミスマッチ
・妊娠頭数が少ない
・依存性の高い性格
などがあり、これを全て満たしがちなミニチュアダックスフントが現在私の病院では帝王切開率No.1です(交配数も多いせいかもしれません)。ちなみに今日も6歳のミニチュアダックスフントでした。
予定通り生んで欲しい飼い主と、100%の安全性を保障しなければいけない獣医師の間で今後も病院で出産する犬は増え、犬が安産の神様の座を退くのはそう遠い将来ではないのかもしれません。犬の本能も人並みに衰えてしまったかと思うと複雑です。
帝王切開は出来るだけしたくないのですが、一次破水から24時間以上経過しても生まれず、陣痛促進剤を使っても全く陣痛が起きず、やむを得ず決断。
一頭しかいなかった子犬は無事産声を上げ、ほっとしました。
難産になりやすい要因として
・小型犬
・高齢
・交配のミスマッチ
・妊娠頭数が少ない
・依存性の高い性格
などがあり、これを全て満たしがちなミニチュアダックスフントが現在私の病院では帝王切開率No.1です(交配数も多いせいかもしれません)。ちなみに今日も6歳のミニチュアダックスフントでした。
予定通り生んで欲しい飼い主と、100%の安全性を保障しなければいけない獣医師の間で今後も病院で出産する犬は増え、犬が安産の神様の座を退くのはそう遠い将来ではないのかもしれません。犬の本能も人並みに衰えてしまったかと思うと複雑です。
by taira5577
| 2005-08-12 21:04
| 獣医のしごと